平成19年10月25日
           広島市立井口小学校
第11号
http://www.inokuchi-edu.city.hiroshima.jp
 
 前期のまとめを終え後期となり,さわやかな風に秋本番を感じる季節となりました。芸術の秋,スポーツの秋,読書の秋・・・。皆様はどのような秋をお過ごしでしょうか。
 さて,今年度も,広島県内の小学校(5年生)中学校(中学校)で基礎・基本定着状況調査が一斉に行われました。
 井口小学校での調査結果や分析結果につきまして,昨日の懇談会において,5年生の保護者の皆様にはお知らせして説明いたしましたが,その内容は,本校児童に共通する課題としてもとらえることができます。
 他の学年におきましても,今後の学習や生活における指導に活かしていきたいと考え,下記にてお知らせします。特に「生活と学習に関する意識・実態調査」の結果(裏面)につきましては,ご家庭でも是非参考にしていただきますよう,お願いいたします。
                 記
1 基礎基本定着状況調査とは
@ 調査の趣旨
・「読み・書き・計算」などの基礎的な内容とともに,思考力・判断力・表現力などの定着状況や,児童の生活や学習に関する意識や実態を把握すること。
・結果を分析することで,学校の課題を明確にし,指導内容や指導方法の改善・充実を図ること。
A 調査期日   平成19年6月12日(火)
B 調査対象   第5学年児童全員
C 調査内容   ・国語と算数における4年生までの学習内容の定着状況
            ・生活と学習に関する意識・実態について児童質問調査
 
2 調査結果について
@ 国 語
 全体として,県や市を上回る結果でした。
「書くこと」「読むこと」については,学校全体で,基礎学力の定着を目標にあげ,文章を正しく読み取る学習や適切に書く学習に取り組んだ結果が出ていると思われます。
 しかし,同じ「書くこと」「読むこと」の中でも,「段落相互の関係を考えて書くこと」や「場面と場面を想像によってつなぎながら読むこと」の力は,まだ,不十分であり,引き続き課題を明確にして取り組む必要を感じました。また,「言語事項」におきましても,「意味を考えて熟語を使うこと」や「主語と熟語の関係をとらえること」にも課題が残り,今後重点をおいて取り組む必要を感じました。
 今後も学校の研究主題として取り上げている「読むこと」に重点を置きながら,音読タイム・読書タイム・ことばの教育に取り組みながら,教材文から情報を読み取り,伝え合う力を高める授業づくりに努め,基礎学力を高めていきたいと思います。さらに,「言語事項」におきましても,新出漢字と既習漢字のくり返し学習を継続し,「意味を考えて熟語を使うこと」や「主語と熟語の関係をとらえること」にも重点をおいて取り組んでいきたいと思います。また,読書指導を充実させ,図書室の活用を積極的に行い,本好きな児童を増やすとともに,語彙を増やしていきたいと思います。
 
 
A  算 数
 全体として,県や市を上回る結果でした。すなわち基礎的基本的な学習内容はおおむね定着していると考えられます。なかでも,「数と計算」や「量と測定」や「数量関係」では,いずれも通過率が80%を超え,良好でした。
 しかし,「数と計算」の領域では,小数の加法での位取りや分数の大きさの問題,「図形」の領域では,直方体の辺の数や四角形の定義の問題で,誤答が目立ちました。また,「数量関係」では,伴って変わる2つの数量の関係を見つけることができても,式に表わすことができていない児童が4割いました。
そこで,今後,基礎的・基本的な知識技能をもとに問題を解決したり,新しい考えを生み出したりするために,計算ドリルやプリントなどのくり返し学習を,さらに充実させて継続していき,計算力や思考力の定着を図っていきたいと思います。及び,少人数指導により,個に応じた指導法の工夫をし,学習内容の理解の充実を図っていきたいと思います。また,具体物操作や体験活動をはじめとする算数的活動を取り入れた学習をこれまで以上に工夫して,「図形」や「数量関係」の認識を深め,理論的に考える力も高めていきたいと思います。